登山の歩き方についてのアドバイスは、様々なものがあり、以下をご存じの方は多いと思います。
【小さい段差に足を置く】
これを実践する事で楽になった。と言う経験のある方も多いと思います。
ここから私見ですが、周りの登山者を見ていると『もっと楽な足の置き方がありますよ』と伝えたくなることがあります。(大きなお世話と思われるので、声には出しませんが)
一緒に登るパーティの中で歩き方が気になる(私から見て改善した方が良い)と思うメンバーに少しアドバイスすると、『楽になりました』と言われる事があります。聞くと ”【小さい段差に足を置く】と良い事は知っており、気をつけて歩いていた” との事でした。
◆ここからが本題
なぜ、知っているのに楽にならないのでしょうか?
私が思うに、『説明する側と受け取る側のミスマッチ』では、ないでしょうか。
・説明する側の想定 → 初めて登山する人
・受け取る側 → 登山経験の多い登山者
説明する側は、『初めての人に最も伝えたい事を、分かりやすい言葉』で説明しようとし、受け取る側は『自分のレベルに合ったアドバイス』と受け取っており、ズレが生じるように思います。
歩き方はひとり一人違い、『アドバイスは、相手に合ったもの』が良いと考えます。
※長くなりましたので、続きは次回にします。お読み頂きありがとうございました。
登山の歩き方で【小さい段差に足を置く】は知っているけれど①